大阪市北区は、大阪市を構成する24区のうちのひとつです。区の中心部は全国有数の規模を持つ街「梅田」で、百貨店や大型商業施設、高層ビル群などが立ち並び、また放送局や新聞社も数多く立地、中之島には大阪市役所や日本銀行大阪支店もあるなど、重要な施設が集中しています。新梅田シティは、ウェスティンホテル大阪と「空中庭園」を戴く「梅田スカイビル」、その地下にあるレトロな雰囲気の飲食街「滝見小路」、庭園「中自然の森」、野草が咲く「花野」などから構成されているエリアです。中核ビルの梅田スカイビルは、オフィス・店舗・ショールーム・イベントホール・映画館などを備えた複合施設です。地上40階建てのビル2棟を上部で連結した建物で、その連結部分が「空中庭園展望台」となっています。大阪駅のほど近くにある天満というエリアに鎮座する「大阪天満宮」は、「てんまのてんじんさん」との呼び名で親しまれています。天満地域を守る氏神として、学問・芸能の神様として地域の人々や大阪商人たちの心のよりどころとなっています。毎年7月24・25日には、 1000年余前からつづく「天神祭」が催されます。天神橋筋商店街は、天神橋を起点として、北は天神橋筋七丁目まで伸びる、全長約2.6キロの商店街です。長さは日本一といわれ、歩くのには約40分かかります。入口上部には、お迎え人形が飾られており、アーケードへ一歩踏み入れると、昔ながらの大衆食堂、惣菜屋、代々刀鍛冶の刃物屋、明治元年創業のお茶屋、豆腐、コロッケ、陶器に着物など、およそ600店舗が連なっています。江戸時代、二丁目にある学問の神様・菅原道真を祀る「大阪天満宮」の門前町として栄えたのが始まりです。北新地は、バー、クラブ、スナック、小料理屋、和洋割烹などの飲食店約3000店舗が集まる、キタの高級歓楽街です。うめだ花月は、曽根崎にある吉本興業が運営する劇場です。吉本興業所属の中堅芸人さんの公演が上演されます。