北海道空知支庁管内のほぼ中央に位置し、市のシンボル的存在である神威岳をはじめ、重畳たる夕張山地の山々が連なる市です。内陸に位置するため、過去10年間の平均降雪量は約8.5mに達します。かつて石炭産業で栄え、ピーク時の1948年には46,000人の人口を記録しましたが、その後石炭産業の衰退により減少し、現在は日本一人口の少ない市かつ日本で唯一人口が1万人を下回る市となっています。2007年11月には5,000人を割り込みました。スイスランドの自然豊かな景観をイメージさせるような、かもい岳山麓の観光開発をすすめようと、昭和60年にその方針を示した「トレーニングキャンプ歌志内スイスランド計画」を策定しました。公共施設を統一したスイス風のデザインで建設しています。馬の腸を味噌で煮込んだ「なんこ鍋」は、歌志内市の郷土料理として有名な鍋料理です。